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吉田健一『本当のような話』(1994年、講談社文芸文庫)

はじめての吉田健一。茂の息子だということも初めて知った。気品薫る、シンプルに美しい小説である。すっごく読み辛いし、わけわからない代名詞を多用した文章もいくつもあるのだけれど、夢の中で螺旋階段をくるくると降りて行く感じが心地よかった。

山尾悠子『角砂糖の日』(LIBRAIRIE6, 2016年)

2月も半ばながら今月はゴシック&オカルティック月間にしようと決めたので去年購入した山尾悠子の歌集を読むことに。山尾悠子はこれまで『ラピスラズリ』、『夢の遠近法』の二作を読了済み。